“猶々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なおなお57.9%
なお/\21.1%
なほ/\15.8%
なほなほ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、そう事が解って見ると、私は猶々(なおなお)怖く恐しく感じて、迚(とて)もここに長居する気がないから、其日(そのひ)の中(うち)に早々(そうそう)ここを引払(ひきはら)って、再び倫敦(ロンドン)へ逃帰(にげかえ)る。
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
はいお兄様(あにいさま)どうも重々(じゅう/\)の不孝でございました、まア是迄御丹精を受けました私(わたくし)が、お兄様のお言葉を背きましては、お母様(っかさま)へ猶々(なお/\)不孝を重ねまする因果者
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
加ゆると雖も勿々(なか/\)用ひる面色(けしき)もなく言ば言程猶々(なほ/\)募(つの)りて多分の金子を遣(つか)ひ捨(すて)るにより忠兵衞も持餘せし故國元(くにもと)へ歸りて母親へ右の段を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
猶々(なほなほ)此のやうの苦(くるし)き思を致候(いたしさふらふ)て、惜むに足らぬ命の早く形付(かたづ)き不申(まをさざ)るやうにも候はば、いつそ自害致候てなりと、潔く相果て候が、逈(はるか)に愈(まし)と存付(ぞんじつ)き候(さふら)へば、万一の場合には、然(さ)やうの事にも可致(いたすべく)と
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)