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猶子
ふりがな文庫
“猶子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうし
55.6%
いうし
33.3%
いうじ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうし
(逆引き)
秀秋は高台院の
猶子
(
ゆうし
)
で、太閤の一族、福島正則ほどの大名でもこれと同席さえすることのできなかった家柄である。刑部は何故に礼を忘れた。
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
猶子(ゆうし)の例文をもっと
(5作品)
見る
いうし
(逆引き)
それから
加之
(
しかのみならず
)
と云って、皇太后の御上を云い、「
猶子
(
いうし
)
の恩を蒙りて、兼ねて
長秋
(
ちやうしう
)
の監たり、
嘗薬
(
しやうやく
)
の事、相譲るに人無し」といい
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
猶子(いうし)の例文をもっと
(3作品)
見る
いうじ
(逆引き)
今の
三一
阿闍梨
(
あじやり
)
は
何某
(
なにがし
)
殿の
三二
猶子
(
いうじ
)
にて、ことに
三三
篤学修行の聞えめでたく、此の国の人は
三四
香燭
(
かうしよく
)
をはこびて
帰依
(
きえ
)
したてまつる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
猶子(いうじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“猶子”の意味
《名詞》
兄弟の子供。甥や姪。
兄弟や親類、他人の子供を養子として自分の子供としたもの。
(出典:Wiktionary)
“猶子”の解説
猶子(ゆうし)は、実親子ではない二者が親子関係を結んだときの子。漢文訓読では「なほ子のごとし」(訳:あたかも実子のようである)と読み、中国における本義は兄弟の子。
(出典:Wikipedia)
猶
常用漢字
中学
部首:⽝
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“猶”で始まる語句
猶
猶予
猶太
猶更
猶太人
猶々
猶豫
猶且
猶與
猶大
検索の候補
御猶子
猶言才子
“猶子”のふりがなが多い著者
上田秋成
中里介山
幸田露伴
紫式部
吉川英治
室生犀星
森鴎外
泉鏡花