“何某”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なにがし93.1%
なにぼう3.4%
だれだれ1.1%
なにそれがし1.1%
なんのなにがし1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“何某”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓23.5%
歴史 > 伝記 > 個人伝記2.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
お前の帰った後に僕の部屋附きの女中となった何某なにがしという女にこの頃は習字を教えているというようなことも書いてあった。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
今日においていえば「何某なにがしいわく……、何某曰く……」としきりに大家の権威を以て自説を維持する類である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
何某なにぼうの講談は塩原多助一代記の一節で、そのあとに時代な好みの紅葉狩もみじがりと世話ににぎやかな日本一と、ここの女中達の踊が二組あった。
里芋の芽と不動の目 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その親が海に働こうとしてあかつきに浜に出たが、まだ夜が明けぬのでしばらく寄木を枕にして仮睡うたたねしていると、今ほど何某なにぼうの家に子がうまれる。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この翻訳をするには、一つには伝記を読んで、何某だれだれがどういう誤りをして、どういう結果におちいった。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
わたしは飯田いいだ在の、某村あるむら何某なにそれがしの娘であるが、今から十三年前、ちょうど十六の七月に、近くの川へ洗濯に往っておって、のがれられない因縁から、そのまま山に入って仙人になったが、両親はそれと知らないで、其の日を命日にして、供養してくれるのはありがたいが、仙界ではそれが障碍しょうげになって、修行の邪魔になる。
女仙 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
名刺には高等洋服店何某なんのなにがしと記してあった。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)