“だれだれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
誰々66.7%
何某33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目ぼしい地主たちのことを訊ねた——誰々だれだれは農奴を幾人もっていて、まちからどのくらい離れたところに住んでいるか、どんな性質の男で、市へは余程たびたび出て来るのか
もうどんなにいそいでもぬれないというわけにはいかない。からだの加減かげんわるいものは誰々だれだれだ。ひとりもないか。はたけのものや木には大へんいいけれどもまさか今日こんなにきゅうに降るとは思わなかった。
この翻訳をするには、一つには伝記を読んで、何某だれだれがどういう誤りをして、どういう結果におちいった。そしていかなる法によって、取り返しをしたかを知るが一つ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)