“誰々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だれだれ33.3%
たれ/\22.2%
たれたれ11.1%
たれだれ11.1%
たれ/″\11.1%
だれ/\11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目ぼしい地主たちのことを訊ねた——誰々(だれだれ)は農奴を幾人もっていて、市(まち)からどのくらい離れたところに住んでいるか、どんな性質の男で、市へは余程たびたび出て来るのか
衣類(きもの)より足袋(たび)は目(め)に着(つ)く。江戸(えど)では女(をんな)が素足(すあし)であつた。其(そ)のしなやかさと、柔(やはら)かさと、形(かたち)の好(よ)さを、春信(はるのぶ)、哥麿(うたまろ)、誰々(たれ/\)の繪(ゑ)にも見(み)るが可(い)い。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
されどその人を誤れる報道は決して何等の不都合をも生ぜざるべし。彼等を識(し)らざる読者は湯屋の喧嘩(けんか)も同じく、三ノ面記事の常套(じようとう)として看過(みすご)すべく、何の遑(いとま)かその敵手(あひて)の誰々(たれたれ)なるを問はん。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
実(げ)に彼は某(なにがし)の妻のやうに出行(である)かず、くれがしの夫人(マダム)のやうに気儘(きまま)ならず、又は誰々(たれだれ)の如く華美(はで)を好まず、強請事(ねだりごと)せず、しかもそれ等の人々より才も容(かたち)も立勝(たちまさ)りて在りながら
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「すりや、残(あと)の七人は誰々(たれ/″\)でござりまするな。」
「あとの七人は誰々(だれ/\)だらう——俺もその一人かな。」と、めい/\で屹度武勇を励むやうになるだらうといふので、態(わざ)とかうした人喜ばせを言つたのである。