“誰彼”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たれかれ61.0%
だれかれ31.7%
たそがれ4.9%
たそが2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“誰彼”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
世話をしてくれた朋友ほうゆうやら、見舞に来てくれた誰彼たれかれやらにはあつい感謝の念を抱いている。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
なにをしよう、かにをしようとふのが、金主きんしゆ誰彼たれかれ發案さうだんで、鳥屋とりやをすることになつた。
廓そだち (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
事実友達の誰彼だれかれに私の熱を見せびらかすために手の握り合いなどをしてみるのだが、私の掌が誰のよりも熱かった。
檸檬 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
「なんや、あれが馬鹿野郎いうのかいな。」と一人が、ひひと笑うと、連れて誰彼だれかれがまたどっとはやし立てた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
早や暮れかかって、ちらちらとともれる、灯の数ほど、ばらばら誰彼たそがれの人通り。
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
物皆沈む誰彼たそがれ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
と、親仁がもっともらしい顔色かおつきして、ニヤリともしないでほざくと、女どもはどっと笑って、線香の煙の黒い、吹上げのしぶきの白い、誰彼たそがれのような中へ、びしょびしょと入ってく。
妖術 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)