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『第二菎蒻本』
ふりがな文庫
『
第二菎蒻本
(
だいにこんにゃくぼん
)
』
雪の夜路の、人影もない真白な中を、矢来の奥の男世帯へ出先から帰った目に、狭い二階の六畳敷、机の傍なる置炬燵に、肩まで入って待っていたのが、するりと起直った、逢いに来た婦の一重々々、燃立つような長襦袢ばかりだった姿は、思い懸けずもまた類なく美 …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
悪
(
きらい
)
居
(
すわ
)
寂寞
(
さみ
)
生
(
はや
)
縋
(
すがっ
)
間
(
なか
)
労
(
ねぎ
)
更
(
あらたま
)
旨
(
おいし
)
極
(
きまり
)
帰途
(
かえるさ
)
飜
(
かえ
)
間
(
あい
)
書
(
かき
)
垂々
(
ぽたぽた
)
演
(
す
)
熟々
(
しみじみ
)
可
(
よし
)
赫
(
かッ
)
穿
(
はき
)
分
(
わけ
)
衝
(
つッ
)
一
(
ひとつ
)
風采
(
ふう
)
好
(
すき
)
女房
(
おかみ
)
大
(
おおき
)
浸
(
にじ
)
嘲
(
あざわら
)
車夫
(
わかいしゅ
)
印
(
つ
)
蔽
(
お
)
優
(
やさし
)
償
(
つぐない
)
直
(
じ
)
引掛
(
ひっかけ
)
悉
(
くわ
)
悚然
(
ぞっと
)
掛
(
かけ
)
明
(
あかる
)
女中
(
ねえ
)
増
(
まさ
)
湛
(
たま
)
留
(
や
)
盛
(
さかり
)
細
(
ほっそ
)
結
(
い
)
出勤
(
で
)
催
(
もよおし
)
託
(
ことづ
)
遊女
(
つとめ
)
遁
(
にが
)
退
(
ど
)
追掛
(
おっかけ
)
融通
(
ゆずう
)
〆
(
しま
)
引
(
ひっ
)
張
(
はり
)
形
(
なり
)
思
(
おもい
)
怪
(
あやし
)
一時
(
ひととき
)
風采
(
なり
)
風俗
(
ふう
)
少
(
わか
)
小留
(
こや
)
振
(
ふり
)
捏
(
でっ
)
上
(
あが
)
寂寞
(
ひっそり
)
揺
(
ゆら
)
嬰児
(
あかんぼ
)
擦
(
さす
)
支
(
つ
)
媚
(
なまめ
)
顋
(
おとがい
)
頭
(
つむり
)
隔
(
へだて
)
間諜
(
まわしもの
)
染
(
そめ
)
洋傘
(
かさ
)
活
(
いか
)
他
(
ひと
)
住
(
すみ
)
吻
(
ほつ
)
透
(
とお
)
燈
(
ともしび
)
可哀
(
あわれ
)
縁
(
へり
)
誰彼
(
たそがれ
)
確
(
しっか
)
背
(
せな
)
私
(
わし
)
傍
(
わき
)
出
(
い
)
倒
(
さかさま
)
結
(
ゆわ
)
紅
(
くれない
)
留
(
とま
)
単衣
(
ひとえもの
)