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顋
ふりがな文庫
“顋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あご
89.1%
あぎと
5.5%
おとがい
2.7%
おとがひ
1.8%
えら
0.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あご
(逆引き)
浦原嬢は強いて此の怪美人の傍へ来るは見識に障ると思ったか
顋
(
あご
)
で松谷嬢を指して「本統に貴女は化けるのがお上手です」と叫んだ
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
顋(あご)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あぎと
(逆引き)
大蛇
(
だいじゃ
)
が
顋
(
あぎと
)
を
開
(
あ
)
いたような、
真紅
(
まっか
)
な土の
空洞
(
うつろ
)
の中に、づほらとした黒い
塊
(
かたまり
)
が見えたのを、
鍬
(
くわ
)
の先で
掻出
(
かきだ
)
して見ると——
甕
(
かめ
)
で。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
顋(あぎと)の例文をもっと
(6作品)
見る
おとがい
(逆引き)
彼女の頭に映っていたかつての彼の
男々
(
おお
)
しく美しかったあの顔は、今は拡まった
窪
(
くぼ
)
みの底に眼を沈ませ、
髯
(
ひげ
)
は突起した
顋
(
おとがい
)
を
蔽
(
おお
)
って縮まり、そうして
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
顋(おとがい)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
おとがひ
(逆引き)
されば竹に
囀
(
さへづ
)
る
舌切雀
(
したきりすゞめ
)
、月に住む
兎
(
うさぎ
)
の
手柄
(
てがら
)
、
何
(
いづ
)
れか
咄
(
はなし
)
に
洩
(
もれ
)
ざらむ、力をも入れずして
顋
(
おとがひ
)
のかけがねを
外
(
はづ
)
させ、高き
華魁
(
おいらん
)
の顔をやはらぐるも
是
(
これ
)
なり。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
顋(おとがひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
えら
(逆引き)
保護色のような薄絹の手袋。
暗褐色
(
あんかっしょく
)
に赤に
横縞
(
よこじま
)
のあるアンクル・サックス。
色眼鏡
(
いろめがね
)
。魚の
顋
(
えら
)
のように赤いガーター。
新種族ノラ
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
顋(えら)の例文をもっと
(1作品)
見る
顋
漢検1級
部首:⾴
18画
“顋”を含む語句
二重顋
顋髯
顋鬚
下顋
上顋
角顋
顋下
顋髭
“顋”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
中里介山
夏目漱石
二葉亭四迷
吉行エイスケ
野口雨情
芥川竜之介
三遊亭円朝
魯迅
パウル・トーマス・マン