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舌切雀
ふりがな文庫
“舌切雀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
したきりすずめ
66.7%
したきりすゞめ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したきりすずめ
(逆引き)
童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の
兎
(
うさぎ
)
とは、
舌切雀
(
したきりすずめ
)
のかすかな羽音を聞きながら、しづかに老人の妻の死をなげいてゐる。
かちかち山
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
画の外余の
尤
(
もっと
)
も好みしは昔物語りにて、夜に入ればいつも祖母なる人の袖引きゆるがして
舌切雀
(
したきりすずめ
)
のはなしし玉へとせがみしといふ。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
舌切雀(したきりすずめ)の例文をもっと
(6作品)
見る
したきりすゞめ
(逆引き)
されば竹に
囀
(
さへづ
)
る
舌切雀
(
したきりすゞめ
)
、月に住む
兎
(
うさぎ
)
の
手柄
(
てがら
)
、
何
(
いづ
)
れか
咄
(
はなし
)
に
洩
(
もれ
)
ざらむ、力をも入れずして
顋
(
おとがひ
)
のかけがねを
外
(
はづ
)
させ、高き
華魁
(
おいらん
)
の顔をやはらぐるも
是
(
これ
)
なり。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
舌切雀
(
したきりすゞめ
)
はどこへ
行
(
い
)
た
とんぼの眼玉
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
舌切雀(したきりすゞめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
舌
常用漢字
小6
部首:⾆
6画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
雀
漢検準1級
部首:⾫
11画
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舌切
舌切情死
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芥川竜之介