“上顋”の読み方と例文
読み方割合
うはあご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平中は侍従を引き寄せながら、かうその耳にささやかうとした。が、いくら気はいても、舌は上顋うはあごに引ついた儘、声らしいものは口へ出ない。
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)