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看過
ふりがな文庫
“看過”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みすご
40.0%
かんか
30.0%
かんくわ
10.0%
みす
7.5%
みのが
5.0%
くわんくわ
2.5%
みすぐ
2.5%
みの
2.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みすご
(逆引き)
と云うのは、危く
看過
(
みすご
)
そうとするところだったが、奥まった空瓶の横腹に、算哲博士の筆蹟で次の一文が
認
(
したた
)
められている事だった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
看過(みすご)の例文をもっと
(16作品)
見る
かんか
(逆引き)
これはなかなか大切な事で、婦女子は未来の国民を造るのでありますから、その国の婦女子の事を
軽々
(
けいけい
)
に
看過
(
かんか
)
することは出来ない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
看過(かんか)の例文をもっと
(12作品)
見る
かんくわ
(逆引き)
日光の美の中で、他にまだ
看過
(
かんくわ
)
し難いものがある。それは街道の杉並木である。平泉澄氏の撰の東照宮志にこの並木の事は詳しく出てゐる。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
看過(かんくわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
みす
(逆引き)
取り
出
(
い
)
でてはながめ入り参らせ候 万国地理など学校にては何げなく
看過
(
みす
)
ごしにいたし候ものの近ごろは忘れし地図など今さらにとりいでて今日はお
艦
(
ふね
)
のこのあたりを
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
看過(みす)の例文をもっと
(3作品)
見る
みのが
(逆引き)
と飽くことを知らない彼の探求心は、普通ならば誰しも
看過
(
みのが
)
すかと思われるような、
傍線
(
アンダーライン
)
の上に神経をとどめた。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
看過(みのが)の例文をもっと
(2作品)
見る
くわんくわ
(逆引き)
男子の
裸体
(
らたい
)
なりしとの事は輕々しく
看過
(
くわんくわ
)
すべからず。アイヌは
膚
(
はだ
)
を露す事を耻づる人民なり。住居の
内
(
うち
)
たると外たるとを問はず
裸体
(
らたい
)
にて人の前に出づる事無し。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
看過(くわんくわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みすぐ
(逆引き)
久さんのおかみは、
詫
(
わ
)
び心に婆さん宅の
竈
(
へっつい
)
の下など
焚
(
た
)
きながら、喧嘩の
折節
(
おりふし
)
近くに居合わせながら
看過
(
みすぐ
)
した隣村の甲乙を思うさま罵って居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
看過(みすぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みの
(逆引き)
そうなると、あるいは僕の思い過ぎかもしれませんが、その中で輝いている凄惨な光をどうして
看過
(
みの
)
がす訳にゆきましょうか、ああ、心臓は右に。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
看過(みの)の例文をもっと
(1作品)
見る
“看過”の意味
《名詞》
看過(かんか)
見逃すこと。大目に見ること。
見落とすこと。
(出典:Wiktionary)
看
常用漢字
小6
部首:⽬
9画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“看”で始まる語句
看
看護
看板
看破
看做
看病
看護婦
看経
看客
看守
“看過”のふりがなが多い著者
伊東忠太
徳冨蘆花
羽仁もと子
平出修
小栗虫太郎
内村鑑三
柳田国男
甲賀三郎
牧逸馬
福沢諭吉