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猶々
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なお/\
ふりがな文庫
“
猶々
(
なお/\
)” の例文
はいお
兄様
(
あにいさま
)
どうも
重々
(
じゅう/\
)
の不孝でございました、まア是迄御丹精を受けました
私
(
わたくし
)
が、お兄様のお言葉を背きましては、お
母様
(
っかさま
)
へ
猶々
(
なお/\
)
不孝を重ねまする因果者
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
猶々
(
なお/\
)
有難い事であると云っている。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
と思うとカッと
逆上
(
のぼ
)
せて来て、根が人がよいから
猶々
(
なお/\
)
気が
欝々
(
うつ/\
)
して病気が重くなり、それからはお嬢の
俗名
(
ぞくみょう
)
を書いて仏壇に備え、毎日々々念仏三
昧
(
まい
)
で暮しましたが
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
切られたら肝心な内職が出来ないじゃアないか、此の困る中で
猶々
(
なお/\
)
困ります、遣られませんよ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
新「免さぬってえ、お前さんそれは無理で、それだから一遍牢へ這入ると人間が
猶々
(
なお/\
)
悪くなるというのはこれだな、手前の居る処は田舎ではありますが不自由はさせませんから一緒に来て下さい」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
と聞いて廣は
猶々
(
なお/\
)
床
(
ゆか
)
しく思い、会いたいと申すのを名主が
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
猶
常用漢字
中学
部首:⽝
12画
々
3画
“猶”で始まる語句
猶
猶予
猶太
猶更
猶太人
猶豫
猶且
猶子
猶與
猶大