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不如意
ふりがな文庫
“不如意”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふにょい
87.2%
ふによい
12.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふにょい
(逆引き)
第三、平素勝手元
不如意
(
ふにょい
)
を申し立てながら、多く人を
聚
(
あつ
)
め、酒
振舞
(
ふるま
)
いなどいたし、武家屋敷にあるまじき
囃子
(
はやし
)
など時折り
洩
(
も
)
れ聞え候事
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生活の
不如意
(
ふにょい
)
のためでもあったろうが、家のごたごたは私の学校のことなどにかまってくれる余裕を与えなかったためでもあろう。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
不如意(ふにょい)の例文をもっと
(41作品)
見る
ふによい
(逆引き)
御墨附が無事だつたのは、不幸中の幸ひですが、手元
不如意
(
ふによい
)
の赤井左門が、
八所借
(
やところがり
)
をしたところで、二千兩といふ大金の工面が付きません。
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
御用
(
ごよう
)
の
趣
(
おもむき
)
餘
(
よ
)
の
儀
(
ぎ
)
にあらず、
其方達
(
そのはうたち
)
も
豫
(
かね
)
て
存
(
ぞん
)
ずる
如
(
ごと
)
く
豆州
(
づしう
)
御勝手許
(
おかつてもと
)
不如意
(
ふによい
)
につき、
此度
(
このたび
)
御改革
(
ごかいかく
)
相成
(
あひな
)
る
奉行
(
ぶぎやう
)
の
儀
(
ぎ
)
、
我等
(
われら
)
相談
(
さうだん
)
の
上
(
うへ
)
にて、
杢
(
もく
)
汝
(
なんぢ
)
に
申付
(
まをしつ
)
くるぞ
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
不如意(ふによい)の例文をもっと
(6作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“不如意”で始まる語句
不如意勝
検索の候補
御不如意
不如意勝
手許不如意
不意
如意
不如帰
不注意
不意打
不意気
不意撃
“不如意”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
福沢諭吉
壺井栄
直木三十五
ワシントン・アーヴィング
作者不詳
小山清
内田魯庵
島崎藤村
蒲原有明