“車外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そと50.0%
しやぐわい25.0%
しゃがい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おずおず眼をあけて車外そとを覗いた。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
此時このとき不意ふゐに、車外しやぐわい猛獸まうじうむれ何者なにものにかおどろいた樣子やうすで、一時いちじそらむかつてうなした。途端とたん何處いづくともなく、かすかに一發いつぱつ銃聲じうせい
そう命令すると、大尉は座席の横から一かかえもあるくさりを、車外しゃがいほうした。途端に、車体はぐぐッと曲った。そして、大きな水煙りをあげると、どすンと水田の中に、急停車した。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)