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車蓋
ふりがな文庫
“車蓋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃがい
53.8%
やかた
23.1%
しやがい
15.4%
おい
7.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃがい
(逆引き)
見れば、金華の
車蓋
(
しゃがい
)
に、
珠簾
(
しゅれん
)
の揺れ鳴る一車がきしみ通って行く。四方
翠紗
(
すいしゃ
)
の
籠屏
(
ろうびょう
)
の裡に、透いて見える絵の如き人は
貂蝉
(
ちょうせん
)
であった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
車蓋(しゃがい)の例文をもっと
(7作品)
見る
やかた
(逆引き)
薄い月は高い
車蓋
(
やかた
)
を斜めにぼんやりと照らしているばかりで、低く這って来る牛の影も、月に背いた車の片側も、遠くからはっきりとは見えないので
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
車蓋(やかた)の例文をもっと
(3作品)
見る
しやがい
(逆引き)
斯くして予はかの肥大
豕
(
ゐ
)
に似たる満村恭平の如く、車窓の外に往来する燈火の光を見、
車蓋
(
しやがい
)
の上に
蕭々
(
せうせう
)
たる夜雨の音を聞きつつ、新富座を去る事
甚
(
はなはだ
)
遠からずして、
必
(
かならず
)
予が最期の息を呼吸す可し。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
車蓋(しやがい)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おい
(逆引き)
もう、十八公麿の車は、炎々と
紅蓮
(
ぐれん
)
を上げて、燃えているのだ。
軌
(
わだち
)
も、
車蓋
(
おい
)
も。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
車蓋(おい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“車蓋”の意味
《名詞》
貨車などの覆い。
(出典:Wiktionary)
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“車”で始まる語句
車
車夫
車輪
車掌
車室
車前草
車力
車駕
車座
車内
検索の候補
半蓋馬車
無蓋車
蓋霊車
有蓋貨車
無蓋貨車
“車蓋”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
芥川竜之介
岡本綺堂