“車前草”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほばこ37.5%
おおばこ31.3%
おんばこ25.0%
しゃぜんそう6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車前草おほばこは畑のこみちに槍立てゝ雨のふる日は行きがてぬかも
長塚節歌集:3 下 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
車前草おおばこの間を蟻が右往左往しているのが眼の中に閃めきながら身体は右へ左へと転んだ。そのたびに彼はひじで縁板を弾ねて起上った。
宝永噴火 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
荷車のあとには芽ぐんでも、自動車のわだちの下には生えまいから、いまは車前草おんばこさえ直ぐには見ようたってに合わない。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
車前草しゃぜんそうなどの繁った日当りのよさそうな平に出ると、斯ういう所には蝮蛇まむしが甲良を干しているものだといいながら、犬をけしかけたり杖で草を叩いたりする。
奥秩父の山旅日記 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)