“妓生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
キーサン50.0%
きいさん25.0%
ぎせい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
連れというのはなにをかくそう朝鮮の妓生キーサンで、実はその出し物が当日の呼び物になったというのも、その妓生が現われるのと、それから妓生に扮する者が
その訳は、私は長く朝鮮にいて妓生きいさんの声が非常にいい声だと思って聞いていたが、それは内地流にいえば、錆があるとでもいうか、声が少しかすれたような所があって、非常にいい声である。
声と食物 (新字新仮名) / 宮城道雄(著)
倭将の一人——小西行長はずっと平壌へいじょう大同館だいどうかん妓生ぎせい桂月香けいげつこう寵愛ちょうあいしていた。桂月香は八千の妓生のうちにも並ぶもののない麗人である。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)