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香染
ふりがな文庫
“香染”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうぞめ
60.0%
かうそめ
20.0%
かうぞめ
10.0%
こうぞ
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうぞめ
(逆引き)
「うむ、見せえ、大智識さ五十年の
香染
(
こうぞめ
)
の
袈裟
(
けさ
)
より利益があっての、その、嫁菜の
縮緬
(
ちりめん
)
の
裡
(
なか
)
で、幽霊はもう消滅だ。」
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
香染(こうぞめ)の例文をもっと
(6作品)
見る
かうそめ
(逆引き)
一国の大寺なれば
古文書
(
こもんじよ
)
宝物等も多し、その中に
火車落
(
くわしやおとし
)
の
袈裟
(
けさ
)
といふあり、
香染
(
かうそめ
)
の
麻
(
あさ
)
と見ゆるに
血
(
ち
)
の
痕
(
あと
)
のこれり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
香染(かうそめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かうぞめ
(逆引き)
平中はわなわな震へる手に、ふはりと筐の上へかけた、
香染
(
かうぞめ
)
の薄物を掲げて見た。筐は意外にも精巧を極めた、まだ真新しい
蒔絵
(
まきゑ
)
である。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
香染(かうぞめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
こうぞ
(逆引き)
清正は
香染
(
こうぞ
)
めの
法衣
(
ころも
)
に隠した
戒刀
(
かいとう
)
の
欛
(
つか
)
へ手をかけた。
倭国
(
わこく
)
の
禍
(
わざわい
)
になるものは
芽生
(
めば
)
えのうちに除こうと思ったのである。しかし行長は
嘲笑
(
あざわら
)
いながら、清正の手を押しとどめた。
金将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
香染(こうぞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
“香”で始まる語句
香
香具師
香気
香港
香炉
香華
香奠
香花
香水
香爐
“香染”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
吉川英治
長谷川時雨
泉鏡花
森鴎外
芥川竜之介