“香港”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ホンコン94.5%
ほんこん5.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その外、朝鮮半島の平壌ピョンヤンには陸軍の飛行連隊があるし、また中国南部やフィリッピン、香港ホンコンなどに対して、台湾の屏東ひょうとう飛行連隊がある
空襲下の日本 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その他香港ホンコンにおける、清国における、日本における、あるいは昨年ビルマにおける、やむをえざるがために戦うなりと弁護すれども
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
それは、台湾から香港ほんこんに渡る船の中である。当時の打狗たかおから香港まで、日本貨十円といふのが三等の賃金で、その代り、苦力くりいと同房の船底である。
風邪一束 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
新嘉坡しんがぽうる香港ほんこんなどで夏花なつばなの盛りに逢つて来た鏡子は、この草や木を見て、東のはてのつゝましい国に帰つて来たと云ふ寂しみを感じぬでもなかつた。
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)