“香水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうすい69.6%
かうすゐ17.4%
かうすい4.3%
こうずい4.3%
パルフエン4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おばあさんは、いい香水(こうすい)の匂(にお)いが、少女(しょうじょ)の体(からだ)にしみているとみえて、こうして話(はな)している間(あいだ)に、ぷんぷんと鼻(はな)にくるのを感(かん)じました。
月夜と眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
抽斗(ひきだし)を透(すか)して、私(そつ)と背負揚(しよいあげ)を引張出(ひつぱりだ)して見(み)ると、白粉(おしろい)やら香水(かうすゐ)やら、女(をんな)の移香(うつりが)が鼻(はな)に通(かよ)つて、私(わたし)の胸(むね)は妙(めう)にワク/\して来(き)た。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
大藤村(おほふぢむら)にお作(さく)が夢(ゆめ)ものどかなるべし、四月の十五日歸國(きこく)に極(き)まりて土産物(みやげもの)など折柄(をりから)日清(につしん)の戰爭畫(せんさうぐわ)、大勝利(だいしようり)の袋(ふくろ)もの、ぱちん羽織(はをり)の紐(ひも)、白粉(をしろい)かんざし櫻香(さくらか)の油(あぶら)、縁類(ゑんるい)廣(ひろ)ければとり/″\に香水(かうすい)
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
商売替(しょうばいがい)ですか、洋物(ようぶつ)は宜(よ)うがすねえ、これから開(ひら)けるのだそうでげすなア、斬髪(ざんぱつ)になってしまえば、香水(こうずい)なども売れますぜ、お遣(や)りなさい結構でげすな
話声と笑声が車道の馬の蹄に和して一種の節奏(リズム)を作り、空気に飽和してゐる香水(パルフエン)の香と不思議な諧調をなして愉快に聞える。
珈琲店より (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)