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『珈琲店より』
ふりがな文庫
『
珈琲店より
(
カフェより
)
』
例の MONTMARTRE の珈琲店で酒をのんで居る。此頃、僕の顔に非常な悲しみが潜んでゐるといつた君に、僕の一つの経験を話したくなつた。まあ読んでくれたまへ。 OPÉRA のはねたのが、かれこれ、十二時近くであつた。花の香ひと、油の香ひで …
著者
高村光太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
珈琲
(
カフエ
)
倒
(
さかし
)
香水
(
パルフエン
)
卓
(
つくゑ
)
角
(
すみ
)
麺麭
(
クロアソン
)
寝衣
(
ねまき
)
弾機
(
ばね
)
昨夕
(
ゆうべ
)
昼飯
(
ひるめし
)
窖
(
あなぐら
)
節奏
(
リズム
)
隧道
(
トンネル
)