“御来迎”のいろいろな読み方と例文
旧字:御來迎
読み方割合
ごらいごう85.7%
ごらいこう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それが本当の御来迎ごらいごうってものだそうです。めいめい自分の影を見るだけで、側にいても人の影は見えないんですってね。」
烏帽子岳の頂上 (新字新仮名) / 窪田空穂(著)
御来迎ごらいごうは日の出と縁がない訳でもないが、日の出そのものを指して言うのではない。日の出よりもかえって日の入る時に起る場合の方が多いかも知れない位だ。
山の魅力 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
「井戸端に陣取って、一刻半も待ちましたよ。あの娘が井戸端へ出ると、長屋中まるで御来迎ごらいこうを拝むような騒ぎで」