“来迎仏”の読み方と例文
読み方割合
らいごうぶつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぽうっと仄白ほのじろ網膜もうまくに映じた彼にはそれが繃帯とは思えなかったつい二た月前までのお師匠様の円満微妙な色白の顔がにぶい明りのけんの中に来迎仏らいごうぶつのごとくかんだ
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
ふな後光の正式は飛天光という。天人と迦陵頻伽かりょうびんが、雲をもって後光の形をなす。その他雲輪光うんりんこう、輪後光、ひごの光明(これは来迎仏らいごうぶつなどに附けるもの)等で各々真行草しんぎょうそうがあります。余は略す。