“敗績”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいせき66.7%
やぶ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
司馬穰苴しばじやうしよ田完でんくわん(一)苗裔べうえいなりせい景公けいこうときしん(二)けんち、しかうしてえん(三)河上かじやうをかし、せい敗績はいせきせり。景公けいこうこれうれふ。
生れながらにして自然の形を完全に備へ、自然の心を完全に有せる者はわざはひなるかな、けれど、この自然児は人間界に生れて、果して何の音もなく、何のわざもなく、いたづらに敗績はいせきして死んで了ふであらうか
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
己酉つちのととり(二十八日)……さらに日本やまと乱伍らんご中軍ちゅうぐんの卒を率いて進みて大唐の軍をつ。大唐、便すなわち左右より船をはさみてめぐり戦う。須臾とき官軍みいくさ敗績やぶれぬ。水におもむきて溺死しぬる者おおし。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)