“敗亡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいぼう50.0%
はいもう33.3%
まいっ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、親分さんの前だがあっしも仰天びっくり敗亡はいぼうしやしてね、係合いにされちゃあ始まらねえから——。
たれを見ても、先ず松陰先生を差向けて見ると、一人として手応てごたえのある人物はない。皆一溜ひとたまりもなく敗亡はいもうする。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
全く敗亡まいって、ホウとなって、殆ど人心地なくおった。ふッと……いや心の迷の空耳かしら? どうもおれには……おお、矢張やっぱり人声だ。ひづめの音に話声。