“官軍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんぐん50.0%
すめらみいくさ25.0%
みいくさ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、五がつ十五にち上野うえのでは、官軍かんぐん彰義隊しょうぎたいのあいだに戦争せんそうがはじまり、彰義隊しょうぎたいは、まけてちりぢりばらばらになり、寛永寺かんえいじもやけてしまいました。
(代匠記)か「鹿島の神に祈願こひいのり官軍すめらみいくさいでて来しものをいかでいみじき功勲いさをを立てずして帰り来るべしや」(古義)かのいずれにかになる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
己酉つちのととり(二十八日)……さらに日本やまと乱伍らんご中軍ちゅうぐんの卒を率いて進みて大唐の軍をつ。大唐、便すなわち左右より船をはさみてめぐり戦う。須臾とき官軍みいくさ敗績やぶれぬ。水におもむきて溺死しぬる者おおし。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)