“寛永寺”の読み方と例文
読み方割合
かんえいじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、五がつ十五にち上野うえのでは、官軍かんぐん彰義隊しょうぎたいのあいだに戦争せんそうがはじまり、彰義隊しょうぎたいは、まけてちりぢりばらばらになり、寛永寺かんえいじもやけてしまいました。
滅びた江戸時代には芝の増上寺ぞうじょうじ、上野の寛永寺かんえいじと相対して大江戸の三霊山と仰がれたあの伝通院である。
伝通院 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
慶喜その人は江戸東叡山とうえいざん寛永寺かんえいじにはいって謹慎の意を表しているといううわさなぞで持ち切った。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)