“光永寺”の読み方と例文
読み方割合
こうえいじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今はすで物故ぶっこしたそうですが、れは東本願寺の末寺まつじ光永寺こうえいじと申して、下寺したでらの三ヶ寺ももって居るず長崎では名のある大寺おおでら、そこの和尚が京にのぼって何か立身してかえって来て
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
数日すうじつののち、長崎ながさきについた諭吉ゆきちは、桶屋町おけやちょう光永寺こうえいじというてらにいきました。
活動の始まりれから長崎にいって、そうして桶屋町おけやまち光永寺こうえいじうお寺を便たよったと云うのは、その時に私の藩の家老のせがれ奥平壹岐おくだいらいきと云う人はそのお寺と親類で、其処そこに寓居して居るのを幸いに
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)