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末寺
ふりがな文庫
“末寺”の読み方と例文
読み方
割合
まつじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まつじ
(逆引き)
伝通院地内
(
でんつういんちない
)
の
末寺
(
まつじ
)
へ
盗棒
(
どろぼう
)
が
放火
(
つけび
)
をした。水戸様時分に
繁昌
(
はんじょう
)
した
富坂上
(
とみざかうえ
)
の何とか云う料理屋が、いよいよ
身代限
(
しんだいかぎ
)
りをした。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
僧「あれは牛込の
旗下
(
はたもと
)
飯島平左衞門様の娘で、
先達
(
さきだっ
)
て亡くなりまして、全体
法住寺
(
ほうじゅうじ
)
へ葬むる
筈
(
はず
)
のところ、当院は
末寺
(
まつじ
)
じゃから
此方
(
こちら
)
へ葬むったので」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
枕橋
(
まくらばし
)
を北へ渡って、徳川家の邸の南側を行くと、同じ側に常泉寺の大きい門がある。わたくしは本堂の周囲にある墓をも、境内の
末寺
(
まつじ
)
の庭にある墓をも一つ一つ検した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
末寺(まつじ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“末寺”の意味
《名詞》
末寺(まつじ)
本山の寺院に付属または支配下にある寺院。
(出典:Wiktionary)
“末寺”の解説
末寺(まつじ)とは、本山の支配下にある寺院のことを指す。江戸時代の本末制度成立以前においては、今日とはやや違った意味を持っている。
(出典:Wikipedia)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
仏教に関する言葉
魔界
魔
首座
餓鬼
風狂
顕密
須弥山
頂相
隠居所
隠居寺
降魔
降誕
阿吽
阿修羅
閼伽
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野狐禅
醍醐
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...
“末”で始まる語句
末
末期
末裔
末枯
末子
末世
末梢
末路
末席
末代
“末寺”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
高浜虚子
福沢諭吉
森鴎外
永井荷風
野村胡堂