“龍安寺”の読み方と例文
読み方割合
りようあんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龍安寺りようあんじの山内にはいると、町の女房が一人風呂敷包を提げてゐて、結び目から杉の枯枝が一杯に覗いてゐた。薪拾ひをするのにも風呂敷を用意する、この古女房の心がけが頼母しかつた。
京洛日記 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)