“龍吐水”のいろいろな読み方と例文
新字:竜吐水
読み方割合
りゅうどすい62.5%
りうどすゐ37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その棒で日本で言えば龍吐水りゅうどすいで水を突くような具合にシュウッシュウッとき上げき下げるその力は非常なもので、我々にはとても出来ない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「いや、断じて渡すことは相成らん。いつまでもその辺にまごまご致していると、龍吐水りゅうどすいを浴びせかけるから左様心得ろ」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
丁度その時、入口のあたりから、どつと一條の瀧——と見たのは、手桶と、たらひと、龍吐水りうどすゐと、一緒に動員した救ひの水。
「そんな筈はありません。水は近いし、龍吐水りうどすゐが五六本あつたし、思ひの外早くしめした筈ですが——」