“竜吐水”のいろいろな読み方と例文
旧字:龍吐水
読み方割合
りゅうどすい75.0%
りゅうとすい12.5%
ポンプ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四尺上に往きましたけれども御承知の通り、水は高うございますから、やはり竜吐水りゅうどすいのように向こうの方によく落ちるのです。
後世への最大遺物 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
手桶やたらいで間に合いましょうけれど、殖えてくれば、非常手桶や竜吐水りゅうとすいも備えなければならず、また備える費用もおのずから働き出せて来ようというものです。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そうして今日の竜吐水ポンプの模型……地球儀の模型、螺旋車の模型、軍船の模型、楽器の模型、磁石の模型、写真機の模型……玩具屋の店へでも行ったように、無雑作に四辺に取り散らされてあった。
天主閣の音 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)