“竜舌蘭”のいろいろな読み方と例文
旧字:龍舌蘭
読み方割合
りゅうぜつらん68.8%
リネゾルム・オルキデエ6.3%
アロエース6.3%
アローエズ6.3%
アロエス6.3%
アローエス6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
池のまわりは岩組みになって、やせた巻柏椶櫚竹などが少しあるばかり、そしてすみの平たい岩の上に大きな竜舌蘭の鉢が乗っている。
竜舌蘭 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「なるほど、恐竜と云えるものが、あの殯室にいたことは事実確かなんです。しかし、その一人二役の片割れはの一種——衒学的に云うと、竜舌蘭なんですがね」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
とぼけた竜舌蘭の花が、今を盛りと咲き乱れるキャンヌの公園では、はや朝から陽気な軍楽隊、エドゥアール七世の銅像の前を、テニス服を着て足早やに行くのは隣りの別荘の英吉利娘。
竜太郎は長い間、竜舌蘭のそばに立ちつくして、気がついてくれるのを待っていたが、いつまでたっても、その婦人は身動きもしない。
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
碧瑠璃海岸春風を肩で切りながら、夢のように美しいニースの『英国散歩道』や、竜舌蘭の咲いたフェラの岬をドリヴェできるというわけなのよ。
あんなにも丹精なすって、五年目にようやく花を咲かせた、あの竜舌蘭を!
キャラコさん:08 月光曲 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)