“殯室”の読み方と例文
読み方割合
モーチュアリー・ルーム100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまりこの一劃は、殯室モーチュアリー・ルームで云うところのいわゆる前室に当るもので、突き当りのドアの奥が、公教カトリック戯言ぎげん霊舞室おどりばと呼ばれる中室になっていた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そのへやは、礼拝堂から廊下一重の向うにございまして、以前は殯室モーチュアリー・ルーム(中世貴族の城館で、塗油式を行う前に屍体を置く室)
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ところが、今日の事件では、殯室モーチュアリー・ルームの聖パトリックを守護神にして、僕はドルイド呪僧と闘わねばならなくなったのです。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)