“みいくさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御軍60.0%
御戦10.0%
官軍10.0%
御戦闘10.0%
皇軍10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「こは、思いがけぬ御諚(ごじょう)にござりまする。人の沙汰やら存じませぬが、何で将帥(しょうすい)のよりごのみなどいたしましょう。すべては、御軍(みいくさ)の下、この正成もみかどの一兵でしかございませぬ」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ゆめ、さような僭上(せんじょう)ではございません。ただこの御戦(みいくさ)を、いかにせば、勝目(かちめ)としうるか、それのみにござりますれど」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「でも、こんどは、お父上も生きては還(かえ)るまい御戦(みいくさ)。死を決めての御出陣だと聞きました」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
己酉(つちのととり)(二十八日)……さらに日本(やまと)の乱伍(らんご)、中軍(ちゅうぐん)の卒を率いて進みて大唐の軍を伐(う)つ。大唐、便(すなわ)ち左右より船を夾(はさ)みて繞(めぐ)り戦う。須臾(とき)の際(ま)に官軍(みいくさ)敗績(やぶ)れぬ。水に赴(おもむ)きて溺死(しぬ)る者衆(おお)し。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
東下り、京上り、往来(ゆきき)に果つるおん旅や、御跡(おんあと)印(しる)す駅路(うまやぢ)の繰りひろげたる絵巻物(ゑまきもの)、今巻きかへす時は来ぬ。時こそ来つれ、生涯の御戦闘(みいくさ)終(を)へて凱旋(がいせん)の。時こそ来つれ、生涯の御勤労(みつとめ)果てゝ御安息(おんやす)の。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
われらザポロージェ軍に何の罪科がござりまするか? 陛下の皇軍(みいくさ)に*ペレコープを無事通過せしめ、陛下の将卒のクリミヤ人討伐を援助いたしましたことでも、罪科なりと仰せられまするか?……