“かんぐん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
官軍33.3%
監軍33.3%
漢軍16.7%
管軍16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りに一歩をゆずり、幕末にさいして外国がいこく干渉かんしょううれいありしとせんか、その機会きかい官軍かんぐん東下とうか、徳川顛覆てんぷくの場合にあらずして、むしろ長州征伐ちょうしゅうせいばつの時にありしならん。
「柴田どのの監軍かんぐん、佐久間どの御指揮の下とあれば、信長様には御出馬ないとみえる」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
九月に北へ立った五千の漢軍かんぐんは、十一月にはいって、疲れ傷ついて将を失った四百足らずの敗兵となって辺塞へんさい辿たどりついた。敗報はただちに駅伝えきでんをもって長安ちょうあんの都に達した。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
もって副牌ふくはい(部の将校)に取り立て得さす。——管軍かんぐん書記、さっそく辞令を彼に授けろ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)