“官能”の読み方と例文
読み方割合
くわんのう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ、すべてちからなし。——さらにさらにいたましきはかかるあを薄暮くれがたはげしき官能くわんのう刺戟しげき
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そのにほひが六でふてゐる御米およねはな時々とき/″\かよつた。彼女かのぢよ官能くわんのう當時たうじそれほどするどくなつてゐたのである。しばらくしてから、宗助そうすけなにかんがへたか、ちひさい位牌ゐはい箪笥たんす抽出ひきだしそこ仕舞しまつてしまつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
あはれ、あはれ、爛壊らんゑのまへの官能くわんのうのイルユミネエシヨン。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)