“くわんのう”の漢字の書き方と例文
語句割合
官能100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ、すべて力(ちから)なし。——さらにさらに痛(いた)ましきはかかる青(あを)き薄暮(くれがた)の激(はげ)しき官能(くわんのう)の刺戟(しげき)。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
其(その)香(にほひ)が六疊(でふ)に寐(ね)てゐる御米(およね)の鼻(はな)に時々(とき/″\)通(かよ)つた。彼女(かのぢよ)の官能(くわんのう)は當時(たうじ)それ程(ほど)に鋭(する)どくなつてゐたのである。しばらくしてから、宗助(そうすけ)は何(なに)を考(かんが)へたか、小(ちひ)さい位牌(ゐはい)を箪笥(たんす)の抽出(ひきだし)の底(そこ)へ仕舞(しま)つてしまつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
あはれ、あはれ、爛壊(らんゑ)のまへの官能(くわんのう)のイルユミネエシヨン。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
官能(くわんのう)の薄(うす)らあかり銀笛(ぎんてき)の夜(よ)とぞなりぬる。四十二年二月
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
はた、冷(ひや)やかに官能(くわんのう)の疲(つか)れし光——
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
官能(くわんのう)の疲(つか)れにまじるすすりなき
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)