“阿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもね49.1%
あ24.5%
おも11.3%
アフリカ5.7%
お5.7%
へつら1.9%
オ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
息子の亘は父がそんな事を思ひ悩んで居るとは知らず、親に阿(おもね)る小供の技巧の、おづ/\するやうな甘へた口調で、猶も問を進めて行つた。
虎 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
司馬穰苴(しばじやうしよ)は田完(でんくわん)の(一)苗裔(べうえい)也(なり)。齊(せい)の景公(けいこう)の時(とき)、晉(しん)は(二)阿(あ)・甄(けん)を伐(う)ち、而(しかう)して燕(えん)は(三)河上(かじやう)を侵(をか)し、齊(せい)の師(し)敗績(はいせき)せり。景公(けいこう)之(これ)を患(うれ)ふ。
その癖、出会えば女乞食は今は全く態度を革(あらた)めて、わたくしに阿(おも)ねるような媚びるような、また煽(おだ)て上げるような所作をして
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
(船は阿(アフリカ)南端の町に入り、湾をめぐる家屋が長く連なる。阜頭の風景は冬も夏のごとく、人の往来するうちに日暮れて涼気をさとる。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
その日は河内家(かはちや)の総見(そうけん)があつたので、肝腎の阿(お)つ母(かあ)は皆と一緒に場に坐つて、惚々(ほれ/″\)と吾児(わがこ)の芸に見とれて、夢中になつてゐた。
長沢権左衛門頭を上げろ! 汝(おのれ)名主の身でありながら、支配内の百姓の辛苦を察せず、郡奉行手先と結托し、苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)の手助けをなし、上に阿(へつら)い下を虐(しいた)げるさえ、不届き至極と存ぜしに
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
一、新字ノ頭ニ、※アル者ハ、亜(ア)頭ノ語ナリ、他ノエ、イ、※、ユ、モ埃(エ)伊(イ)阿(オ)兪(ユ)頭ノ語ニシテ、※アル者ハ、匐(べ)以下ノ単字頭ト知ルベシ。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)