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阿
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お
ふりがな文庫
“
阿
(
お
)” の例文
その日は
河内家
(
かはちや
)
の
総見
(
そうけん
)
があつたので、肝腎の
阿
(
お
)
つ
母
(
かあ
)
は皆と一緒に場に坐つて、
惚々
(
ほれ/″\
)
と
吾児
(
わがこ
)
の芸に見とれて、夢中になつてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
後はこの
侘住居
(
わびすまい
)
に、拓と
阿
(
お
)
雪との二人のみ。拓は見るがごとく目を煩って、何をする
便
(
たより
)
もないので、うら若い身で病人を
達引
(
たてひ
)
いて、兄の留守を支えている。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
結城
(
ゆうき
)
から入った
阿
(
お
)
いねというのを御寵愛になるげなが、この
女子
(
おなご
)
は、昼はおすべらかしに
袿
(
うちかけ
)
という御殿風、夜になると
潰
(
つぶ
)
し島田に赤い
手絡
(
てがら
)
、
浴衣
(
ゆかた
)
がけという
粋
(
いき
)
な姿でお寝間入りをなさるそうな。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“阿”の解説
阿(あ)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
“阿”を含む語句
阿母
阿爺
阿父
阿房
南無阿弥陀仏
阿諛
阿波
阿兄
阿呆
阿片
阿父様
阿媽
阿婆
四阿
阿婆摺
阿魔
阿修羅
阿闍梨
南無阿彌陀佛
阿部川町
...