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惚々
ふりがな文庫
“惚々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほれぼれ
82.5%
ほれ/″\
17.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほれぼれ
(逆引き)
杏桃
(
すもも
)
はあまり多く食はなかつた。小さい時にあてられたことを思ひ出して瑪瑙色の色彩には
惚々
(
ほれぼれ
)
するのであるがあまり手が出なかつた。
死線を越えて:02 太陽を射るもの
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
人妻になった万竜を一度見掛けた事があったが、
惚々
(
ほれぼれ
)
とするような美しい女であった。きんはその見事な美しさに
唸
(
うな
)
ってしまった。
晩菊
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
惚々(ほれぼれ)の例文をもっと
(33作品)
見る
ほれ/″\
(逆引き)
その日は
河内家
(
かはちや
)
の
総見
(
そうけん
)
があつたので、肝腎の
阿
(
お
)
つ
母
(
かあ
)
は皆と一緒に場に坐つて、
惚々
(
ほれ/″\
)
と
吾児
(
わがこ
)
の芸に見とれて、夢中になつてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
主人の弟の佐野松は、
二十歳
(
はたち
)
を越したばかりの、こいつは本當に光る源氏のやうな男で、相手は間違ひもなく男と知りながら、本當に
惚々
(
ほれ/″\
)
しますよ
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
惚々(ほれ/″\)の例文をもっと
(7作品)
見る
惚
漢検準1級
部首:⼼
11画
々
3画
“惚”で始まる語句
惚
惚気
惚氣
惚込
惚氣交
惚合
惚薬
惚苦
惚言
惚拔
“惚々”のふりがなが多い著者
三島霜川
三上於菟吉
中里介山
吉川英治
薄田泣菫
蘭郁二郎
モーリス・ルヴェル
林芙美子
三遊亭円朝
岡本かの子