“惚氣”の読み方と例文
新字:惚気
読み方割合
のろけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お前を誘つて、これから出かけようと言ふところへ、當人のお前が飛び込んで來て、長々と惚氣のろけまじりの物語りぢやないか」
惚氣のろけを聽き度いわけぢやない。その夜鷹をみんな狩り出して、水もらさぬ陣立てをし度いが、お前の馴染が居ないやうぢや、さうもなるめえ。
親方が殺された晩、江戸で一番下等な賣女を相手にした惚氣のろけを、死骸の隣りでヌケヌケ言ひ出しさうにするのです。