“ほれ/″\”の漢字の書き方と例文
語句割合
惚々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何時いつ惚々ほれ/″\として了ふ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
何でもないそのことばが皆の耳にはまるで音楽のやうに聞えたので、居合はせた人達は惚々ほれ/″\した眼つきで女の口元を見た。
「縁側で背伸をすると、土手を歩いてゐるお前の姿がよく見えたよ、——若い娘と摺れ違ふたんびに、一々振り返つて、惚々ほれ/″\と眺めるのだけは止せよ。見つともないからな」