“オ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
7.0%
7.0%
4.7%
4.7%
4.7%
4.7%
4.7%
4.7%
4.7%
4.7%
4.7%
О2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽騎ケイキツテハント欲スレバ
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
特に軽命令——言ひ替へれば、「乞ひ請け」の形、「聞かしめ」「いやならばかしめ」「見せてくれさしめ」「心得さしめ」などの類に、其が見られる。
「さうや さかいに」 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
折口も其一つで、汀にもやうた舟へのり口を、案内申したと言ふので、上人から賜つたおりくちを、家名としたのだと言ふ、仮名遣ひや、字に煩されぬ説明である。
折口といふ名字 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
おもしろき野をば きそ。旧草フルクサに 新草ニヒクサまじり ひば生ふるかに(万葉集巻十四)
「……昨夜、城中、霜始メテツ。……昨夜城中霜始メテ隕ツ……」
城中の霜 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
読みさしの頁をみるとなんだか胸を蒸気でされるやうだつた。暑さは幾らでも募つてゐた。庭の池の水がアヲ黒くドロドロになつて、囲りの木の葉が動かずにヂツトそれを覗き込んでゐた。
耕二のこと (新字旧仮名) / 中原中也(著)
地上ツチノウヘちて朽ちけむ クダモノウリワタくろめて、蟻のむらがる﹆
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
君、怒リたもウコトなかレ。コノ失礼ヲ許シ給エ。我輩ハアワレナ男デアル。ナゼナラバ、我輩ハ英語ニイテ、聞キトルコトモ、言ウコトモ、ソノホカノコトモ、スベテ赤子あかごごとキデアル。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
カノ秀起ホダたる浪の穂の上に、八尋殿やひろどのてゝ、手玉タダマもゆらにハタ少女ヲトメは、これ子女ムスメぞ。」答へて曰はく、「大山祇おおやまつみ神の女等、磐長いわなが姫とナノり、オトは、木華開耶このはなさくや姫とナノる。」……(日本紀一書)
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
足を蹈み、サキふ声が、耳もとまで近づいて来てゐた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
足を蹈み、サキふ聲が、耳もとまで近づいて來てゐた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
ВОКСの二階にノヴァミルスキーを訪ねると、彼の机のわきにまだ若い一人の日本の男が腰かけていた。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ВОКСは、こういう人にモスクヷ滞在の便宜をはかる、組織であるはずなのだ。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
以来イライ十春秋ジッシュンジュウ日夜転輾ニチヤテンテン鞭影ベンエイキミヲコクシ、九狂一拝キュウキョウイッパイ精進ショウジン御懸念ゴケネン一掃イッソウノオ仕事シゴトシテラレルナラバ、ワタクシナニオウ、コエタカク、「アリガトウ」ト明朗メイロウ粛然シュクゼン謝辞シャジノミ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
スベテノゲンタダシク、スベテノゲンウソデアル。所詮ショセンイカダウエンヅホツレツデアル、ヨロメキ、ヨロメキ、キミモ、ワタシモ、ソレカラ、マタ、林氏ハヤシシハゲシク一様イチヨウナガサレテルヨウダ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
根神おくでの略語と言ふ事は出来ないのである。くでは、くでとかこでとか言ふ語が語根で、託女と訳してゐる。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
伊波普猷氏は、すぢの御前オマヘを祖先の霊、御火鉢の御前オマヘを火の神、金の美御すぢを金属の神と説いて居られる。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
不滅フメツ真理シンリ微笑ホホエンデオシエル、「一長一短イッチョウイッタン。」ケサ、快晴カイセイ、ハネキテ、マコト、スパルタノ愛情アイジョウキミ右頬ミギホオフタツ、マタツ、ツヨツ。他意タイナシ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
コレラ一万イチマン正直ショウジキ、シカモ、バカ、ウタガウコトサエラヌヨワヤサシキモノ、キミヲ畏敬イケイシ、キミノ五百枚ゴヒャクマイ精進ショウジンタマシイユルガゴトオドロキ、ハネキテ、兵古帯ヘコオビズルズルキズリナガラ書店ショテンケツケ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
むかし、九天玄女の夢告むこくをうけたとき宿シュクウテ喜ブ——という一語をたしか聞いている。これかもしれない? 彼と呉用とはそれッと船を少し進めさせて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「……林ニウテ起リ、山ニウテ富ミ、水ニウテオコリ、コウウテトドマラム。……四グウノ変転ハ身ニ持テル宿星ノゴウナリ。魯智深、まずは生きるままに生き、行くがままに行け」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
り口の義なり。ru は道にて、essan の e は接頭語、san は出る意味なり。又下る意味なり。
折口といふ名字 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
必しも、ひもの古義には、下びを直に指す処はない。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
カカルトキオモワザリキ、将星チントシテ、我今生コンジョウノ命スデニ終ラントスルヲ天ノ告ゲ給ウアラントハ。——謹ンデ静夜ヲ仰ギ、アキラカナル天心ニモウス。北極元辰ゲンシンモマタ天慈ヲ垂レ地上ノタンヲ聞キ給エ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後のも、やはり、世をうぢ山のうといふ語がはずみとなつて、単に処を示すばかりでなく、作者の人格を述べて、歌全体に世を憂といふ色彩をびしめて居る。
和歌批判の範疇 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
火にハジタマの音づれ づおづも 吾がのゆくへ 人に問はるゝ※
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
スベテノゲンタダシク、スベテノゲンウソデアル。所詮ショセンイカダウエンヅホツレツデアル、ヨロメキ、ヨロメキ、キミモ、ワタシモ、ソレカラ、マタ、林氏ハヤシシハゲシク一様イチヨウナガサレテルヨウダ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
ク八石ヲセテ、一人ニテスヲ得ベシ。前ハ牛頭ノ如シ。マタ、大車アリ、四人ヲ用イテ、十石ヲ推載ス。ケダシ木牛流馬ニナラエルモノカ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
アマづゝみ 日を経て、あみ戸あけ見れば、ちて梅あり。その実三つ 四つ※
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
青山セイザンイズ緑水長ク存ス。いつか先生の芳志に報うことができるかも知れない」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「モ、モ、モシ、……シタカタ。……オタスクダサアイ。……ガチギレソーダ。……アア……チル、……チル……」
ソモ、天下如何ナル愚人ゾ。曹操ガ赤壁ノ大敗ヲ見テ、マタ、ソノ愚轍グテツヲアエテワントスルトハ。今、天下三分シ、操ハソノ二分ヲ占メ、ナオ、馬ヲ蒼海ニ水飼イ呉会ニ兵ヲ観ンコトヲ望ム。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
マトイアテルヨリハ、ワガ思念開陳シネンカイチン体系タイケイスジミチチテリ、アラワナル矛盾ムジュンモナシ、一応イチオウ首肯シュコウアタイスレバ、我事ワガコトオワレリ、白扇ハクセンサットヒライテ、スネノハラウ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
一、新字ノ頭ニ、※アル者ハ、頭ノ語ナリ、他ノエ、イ、※、ユ、モ頭ノ語ニシテ、※アル者ハ、以下ノ単字頭ト知ルベシ。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
バラバラ子!
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)