“癸巳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きし33.3%
みずのとみ33.3%
みづのとみ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抽斎の目見をした年のうるう四月十五日に、長男恒善つねよしは二十四歳で始て勤仕した。八月二十八日に五女癸巳きしが生れた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
文禄ぶんろく二年癸巳みずのとみ 九月吉日 土子泥之助……というまことに不気味な強文言こわもんごん
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
して居たりけり然るに正徳しやうとく三年癸巳みづのとみの三月四日例年の事とて兩替りやうがへならびに質古着しちふるぎ渡世の仲間の參會さんくわいあり皆々みな/\兩國の萬八樓へ集まりけるが伊勢屋五兵衞も仲間内なかまうちとて月行事つきぎやうじより其の趣きの回状くわいじやうのありし折節をりふし五兵衞は店に手のぬけられぬ帳合有りとてせがれ千太郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)