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癸巳
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きし
ふりがな文庫
“
癸巳
(
きし
)” の例文
抽斎の目見をした年の
閏
(
うるう
)
四月十五日に、長男
恒善
(
つねよし
)
は二十四歳で始て勤仕した。八月二十八日に五女
癸巳
(
きし
)
が生れた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
嘉永四年には、二月四日に抽斎の三女で山内氏を冒していた
棠子
(
とうこ
)
が、痘を病んで死んだ。
尋
(
つ
)
いで十五日に、五女
癸巳
(
きし
)
が感染して死んだ。彼は七歳、
此
(
これ
)
は三歳である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この事のあった年、五百は二月四日に七歳の
棠
(
とう
)
を失い、十五日に三歳の
癸巳
(
きし
)
を失っていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“癸巳”の意味
《名詞》
干支の一つ。60ある干支の組合せの30番目。
(出典:Wiktionary)
“癸巳”の解説
癸巳(みずのとみ、きすいのみ、きし)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの30番目で、前は壬辰、次は甲午である。陰陽五行では、十干の癸は陰の水、十二支の巳は陰の火で、相剋(水剋火)である。
(出典:Wikipedia)
癸
漢検1級
部首:⽨
9画
巳
漢検準1級
部首:⼰
3画
“癸”で始まる語句
癸亥
癸丑
癸卯
癸未
癸酉
癸
癸辛雑譏続集
癸丑甲寅