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何気
ふりがな文庫
“何気”の読み方と例文
旧字:
何氣
読み方
割合
なにげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにげ
(逆引き)
まだ
開
(
あ
)
けて見なかつた、最後の一冊を
何気
(
なにげ
)
なく引つぺがして見ると、本の見返しの
空
(
あ
)
いた所に、乱暴にも、鉛筆で一杯何か書いてある。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「が、
僕
(
ぼく
)
に言わせると、ユーゴーはバイロンよりもいいですね」と、若い
伯爵
(
はくしゃく
)
は
何気
(
なにげ
)
なく口ばしった。——「
面白
(
おもしろ
)
い点でも上です」
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
「
美代
(
みよ
)
ちゃんは今学校の連中と
小田原
(
おだわら
)
へ行っているんだがね、僕はこの
間
(
あいだ
)
何気
(
なにげ
)
なしに美代ちゃんの日記を読んで見たんだ。……」
彼
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何気(なにげ)の例文をもっと
(61作品)
見る
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“何”で始まる語句
何
何処
何時
何故
何人
何方
何卒
何處
何日
何事
検索の候補
敢問何謂浩然之気
“何気”のふりがなが多い著者
梅崎春生
ロバート・ルイス・スティーブンソン
楠山正雄
林不忘
夏目漱石
中里介山
蘭郁二郎
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芥川竜之介
海野十三