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上辺
ふりがな文庫
“上辺”のいろいろな読み方と例文
旧字:
上邊
読み方
割合
うわべ
73.3%
うはべ
13.3%
ウハベ
6.7%
じょうへん
6.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うわべ
(逆引き)
上辺
(
うわべ
)
はさも楽し相に、木馬と一緒に首をふり、楽隊の調子に合せて足を踏み、「風と波とに送られて……」と、しばし浮世の波風を、忘れ果てた
様
(
さま
)
である。
木馬は廻る
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
上辺(うわべ)の例文をもっと
(11作品)
見る
うはべ
(逆引き)
自分は
伯林
(
ベルリン
)
の
garçon
(
ガルソン
)
logis
(
ロジイ
)
の寐られない夜なかに、幾度も此苦痛を
嘗
(
な
)
めた。さういふ時は自分の生れてから今までした事が、
上辺
(
うはべ
)
の
徒
(
いたづ
)
ら
事
(
ごと
)
のやうに思はれる。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
上辺(うはべ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ウハベ
(逆引き)
上辺
(
ウハベ
)
は、難渋な作物ばかり作つたらうと思はれる定家・家隆なども、家集の拾遺愚草其他や、壬二集を見ると、生れ替つた様な——悪い意味ながら——自由さが見られる。
女房文学から隠者文学へ:後期王朝文学史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
上辺(ウハベ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
じょうへん
(逆引き)
ふたりは一生けんめいに、
上辺
(
じょうへん
)
のなわを切りはなした。帆は風にまかせて
半空
(
はんくう
)
にひるがえった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
上辺(じょうへん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“上辺”の意味
《名詞》
(じょうへん)上の方。
(じょうへん)台形などの上の辺。上底。
(かみべ)河川の上流の方。
(うわべ)表面。見せかけ。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟
検索の候補
押上辺
上方辺
上州辺
上海辺
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上二番町辺樹木谷
“上辺”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
尾崎紅葉
長谷川伸
アントン・チェーホフ
森鴎外
菊池寛
国枝史郎
江戸川乱歩
折口信夫
芥川竜之介