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上辺
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うはべ
ふりがな文庫
“
上辺
(
うはべ
)” の例文
旧字:
上邊
自分は
伯林
(
ベルリン
)
の
garçon
(
ガルソン
)
logis
(
ロジイ
)
の寐られない夜なかに、幾度も此苦痛を
嘗
(
な
)
めた。さういふ時は自分の生れてから今までした事が、
上辺
(
うはべ
)
の
徒
(
いたづ
)
ら
事
(
ごと
)
のやうに思はれる。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
一旦念つたら骨が
舎利
(
しやり
)
に成らうとも、決して志を変へんと云ふのでなければ、色でも、恋でも、何でもないです! で、
若
(
も
)
し好いた、
惚
(
ほ
)
れたと云ふのは
上辺
(
うはべ
)
ばかりで、その実は移気な
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“上辺”の意味
《名詞》
(じょうへん)上の方。
(じょうへん)台形などの上の辺。上底。
(かみべ)河川の上流の方。
(うわべ)表面。見せかけ。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟