上辺ウハベ)” の例文
旧字:上邊
上辺ウハベは、難渋な作物ばかり作つたらうと思はれる定家・家隆なども、家集の拾遺愚草其他や、壬二集を見ると、生れ替つた様な——悪い意味ながら——自由さが見られる。
俊成などの、道を開いた頃とは、非常に上辺ウハベを改めた。だが、中心たる女房時代以来の文芸顧問の意義は何処までも続いた。而も大変改のあつた様に見てくれを作る根本原因となつた。